5月に本部での聖壇当番に参加されたHリーダーさんが、7月1日の夜間ご命日でお説法をされました
昨年から特別聖壇のお役を頂きました。「聖壇お給仕のお役は来て下さる信者さんとご本仏さまとの間を、後ろ姿で導いて糸を紡ぐように繋ぐ尊いお役です。聖壇のお役に選ばれてお給仕をさせて頂くのは偶然ではなく、前世からの因縁で過去に自らご本仏さまのお給仕をさせて頂きたいと誓願された人です」と心構えを頂き心に残りました。
会社には佼成会の会員である事、本部でのお役があるのでその時は仕事を休ませてほしいと社長にお願いしていました。5月の聖堂当番は平日です。寒修行が始まる前に支部長さんより「10日間誓願を持って1年間の心づくり体づくりをしましょう。車に皆さんに乗って頂く修行をして下さい」と、徳を積んで欲しいとの思いで、地区の人の送迎の手配をして下さり地区の人と母と通いました。無事にお役を果たせる様に念じ寒修行に来ましたが、支部長さんと母の思いを知り有り難くなりました。しかし寒修行が終ると修行も形だけになり、青年部からミドル部に変わり張り詰めた糸が切れた様に気が抜け、ご供養も出来ない日があり、当番や一食回収、リーダー会議があるので教会へ来ているだけの状態でした。
会社に休みのお願いをすると「東京に行くなら会社辞めてからにしてくれ」と言われショックでしたが、本部に行くお手配になると信じていました。Aさんが私の仕事を覚えて1人で出来る様になったら休んで良いと言われ、充分任せられる様になり本部に行きました。9時3時の副導師と12時の太鼓のお役を頂き、相手に合わす事を考えて、副導師のお役は大きな声を出す事を心がけ無心でさせて頂きました。お昼にAさんのミスが発覚したと会社から電話があり、翌日出社すると退社になっていました。私が本部でのお役を果たす為に仏さまがAさんを遣わせて下さったと思いましたが、突然辞められ残念でした。
特別聖壇のお役も果たしホッとしたのも束の間、仕事でトラックのミラー同士をぶつける接触事故を起こしました。その時私は、尊いお役を頂きながら怠けていた自分の心を仏さまはお見通しなのだと、ハッと目が覚める思いがしました。お役をさせて頂けたのも、会社にお休みを頂けたからと感謝になりました。
振り返りますと仏さまのお計らいを感じずにはいられませんでした。先の事をあれこれ考えると不安になりますが、全て仏さまにお任せして先ず目の前の事を精一杯させて頂こうと思いました。これからも仏さまを信じて日々努力精進させて頂きます。 合掌
よろこびの説法おめでとうございます。何ごとにも真面目に取り組まれているHリーダーさんは、青年部の時に聖壇のお役を一緒にさせて頂いた時には、頼れる存在でした