9月12日(日) ご本部にて勧請式がおこなわれました。
国内だけでなく、ハワイやサンフランシスコからも来られ、黒い式服の人の渦に巻き込まれました。席に着き、誰もが笑顔でしたがなんとなく緊張感が伝わってきて、雅楽の曲が始まると独特な雰囲気になりました。

ご本尊勧請、継承、再勧請の方々に向けて、会長先生がお言葉を下さいました。
①弟子でありながら、弟子でなくなる・・・。
 本当の弟子は師匠を越えなくてはならない。師匠を1と考え、弟子がその師匠を越えられなければ0.9になってしまう。その弟子がまたその師匠を越えられなければ孫弟子は0.8となってしまう、そんな事になったら、どんどん衰退してしまう。だから私達は師匠を越えなくてならないのです。

②凡夫でありながら、凡夫でなくなる・・・。
 仏になるのは、死んでからではなくて、生きている今、いろいろな事に感謝が出来て、「ありがとう」と実践できた時、悟った事になり仏になれるのです。凡夫でありながら、凡夫ではなくなり、生きながら仏になるのです。

「感謝」のいい話を教えて頂いた夫婦が家に帰り、ご主人が「お前は感謝がたりないな~」と言うと、今度は妻が「あなたこそちっとも感謝しないじゃないの」と大喧嘩になった話を聞きました。会長先生は、感謝を武器にして攻撃しあうのではなく、感謝は自分を省みて、サンゲをして、感謝の実践をしてこそ、仏の教えになって悟る事になるのです。相手に押し付けるものではありません。とわかりやすく教えて下さいました。

神戸教会からは、9家、13名が参加し、ご本尊を勧請させて頂きました。
後日、各家ごとに支部のみなさまのお世話になりながら、それぞれご安置式が行われました。(スタッフより)