8月20日 一台のバスが神戸教会を出発し、広島へ足を向けました。
目的はもみじ饅頭…違います!!慰霊です!!
そう、8月20日21日と慰霊のため、中学生は夏休みの宿題追い込み期間の多忙な時に慰霊と言う人生においてあまり経験の無い事を体験しに行きました。その様子をお伝えいたします。
ほぼ爆心地に存在した原爆ドーム(もとは広島県物産陳列館として開館し、原爆投下当時は広島県産業奨励館と呼ばれていた。)ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されており、“二度と同じような悲劇が起こらないように”との戒めや願いをこめて、負の世界遺産とも呼ばれている。
その原爆ドームの当時の様子や、被爆時の状況等、ボランティアの方の話に耳を傾ける中学生。
暑い中でも、ダレずに聞いていました。(感心。感心)
慰霊供養も、中学生が三役(導師・鐘・木鉦)をしていました。凄いですね。精一杯やっている姿に、ついつい、シャッターチャンスを逃し、しんみりと感動をしていました。
さてさて、日も暮れて、夜になると1日目のメインイベント「灯篭流し」が始まります。
灯篭流しは、美しさもありますが、広島では「原爆でなくなられた方への供養・弔い」と言った意味もあります。
中学生一人一人がつっくた灯篭です。
この灯篭の灯が平和な未来の道しるべとなる事を
心から願います。
実際、灯篭を流した中学生は何を感じ、何を考えていたのか、
彼らの真直ぐな瞳は、純粋で綺麗でした。
その眼差しに写る未来に
もう二度と核兵器により大量に人の命が奪われないように
そして、戦争の無い世界にしたいと思いませんか?
記者masaoのつぶやき
撮影機材を持ち、中学生の後を追う。荷物が重く、綺麗な写真が取れるのかが不安で足取りは自然に重くなります。
ふと目をよそにやると、大きなダンボールを持った小柄な儀式総務担当Aさんが目に入ります。…弱音を吐きそうな自分が、凄くかっこ悪く思えましたが、同時に一生懸命なスタッフの姿、その背中からは、「中学生のために」と言う思いがひしひしと伝わってきます。中学生のために、汗と涙を流したスタッフの皆!中学生には見せない陰の努力は…ステキです。
中学生諸君!平和の使者となるその行い…ステキです。