青年部_震災の集い01
1月17日、午前5時46分 阪神・淡路大地震が起きてもう14年が経つ。
13回忌が終わり14年目となるともう過去の出来事で風化が始まっています。
今日、この午前5時46分の震災の集いに青年部の20名が朝早い中参加をしました。14年前の震災を経験した青年部の人からお聞きしました。

青年部_震災の集い02

湊川支部女子部長 前さん
去年に続いて、2回目の参加をさせて頂きました。私は、14年前の震災で家は全壊し、約6時間近く瓦礫の下敷きなっていました。しかし、近所の人達の懸命の救助のお陰様でやっとの思いで助けて頂きました。それからは、避難所を含めて、5回の引越しを経て、落ち着くことが出来ました。
その間は、セレモニーに参加する事が出来ませんでしたが、去年と今年と参加させて頂いて、私は、献花と6400名のお名前の前で、命を救っていただいた感謝と、生きたくても生きられなかった皆さんの分まで、この命を精一杯使わせて頂く誓いをさせて頂きました。
 
木下男子部長さん
あれから14年。
もうそんなにあれから経つのかと時の流れにとまどいます。
東遊園地で行われた1.17の集いに参加させていただきましたが、「1.17希望の灯り」の碑文にも刻まれているメッセージが胸に響き、毎年新たな思いを起こさせてくれます。
まず自分が何をなすべきか、神戸の青年部としてできることを考え、行動していくことを心新たに誓わせていただきました。
何かできるはず、思いをつなげていく。
いつも自分に問いかけていきたいと思います。
「1.17希望の灯り」に碑文に刻まれたメッセージを紹介いたします

『 1995年1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災
震災が奪ったもの 命 仕事 団欒 街並み 思い出
…たった1秒先が予知できない人間の限界…
震災が残してくれたもの やさしさ 思いやり 絆 仲間 この灯りは
奪われたすべてのいのちと生き残った
              わたしたちの思いを むすびつなぐ 』

青年部_震災の集い03

14年も経つと中学生以下、そしてこれから性を受ける子どもたち、そして当時、神戸に住んでいなく震災を体験して無い世代が増えてきています。だからこそこの震災を体験し、今後を社会を背負っていく神戸の私たちが震災で亡くなった多くの人たちのためにもこの震災を伝えていき、より良い社会を造っていきたいと思わせていただきました。