アフリカへ毛布をおくる運動は毎年4月1日から5月31日まで実施されます。
今年で24年目を迎えます。神戸教会も創立60周年に向けて青年部も世界が平和になるように対社会へ活動をするためにアフリカへ毛布をおくる運動プロジェクトがスタートしました。今回、このプロジェクトの実行委員長の村上さんからの挨拶を紹介します。 神戸教会ホームページ 「アフリカへ毛布をおくる運動」へリンク

「アフリカへ毛布をおくる運動」。やっていたことは知っていた。でも今までは自分に関係ないと思っていました。今年、男子部長さんからプロジェクトの打ち出しがあったとき、「自分のためだけに活動するのではなく、誰かのために何かをしなければいけない。」と思いました。
 今回、アフリカへ毛布を送る運動のプロジェクトの一員に決まった際、「誰かに指示されて動くのではなく、自分が中心となって活動しよう」と思い実行委員長に立候補しました。
 今までまったく勉強していなったので、アフリカの現状や毛布が全然足りていないことなど数多くのことを初めて知りました。3月2日付けの佼成新聞にモザンピークに毛布を届けにいかれた松本教会の方の記事がのっていました。アフリカでは日中は30度を超えるのに対し、夜は10度近くまで冷え込む。しかしながら送られた毛布はまだまだ枚数が足りていないので、現地のNGOが行う農業プロジェクトに参加する住民や政府が選んだ最貧困層の方にしか配られない。一枚の毛布をもらうために、30度を超える炎天下の中、5時間以上も到着を待っていたそうです。そのような内容を読むと自分自身心が締め付けられ、「この方々ために自分は一体何ができるのだろう」と毎日問いかけるようになりました。今の自分ひとりで、直接何かをするというのは無理ですが、この現状を会員さんや神戸教会包括地域の未会員さんにも知っていただき、毛布や輸送費の協力を頂きたいと思います。もちろん物やお金だけの協力だけが目的ではありません。このことを通じて、広く多くの方に、同じ地球上に苦しい生活を強いられている方々がいらっしゃることを知っていただき、少しでもその方々の思いになっていただけたらと思います。
 この運動は毛布を送るという行為が目的ですが、ただ物を送るのではなく、その思いを十分皆さんとわかち合いながら、1枚の毛布に思いを込めて、収集や梱包・発送をしていきたいと思います。
 青年部プロジェクトチーム一同も、お手取りや募金等精一杯行っていき、心の修行を行っていきたいと思いますので、皆様の地域や、ご近所の方にも声をかけていただき、多くの方に内容を知っていただけますよう、プロジェクトの役目を果たしていきます。ご協力をお願いいたします。

アフリカへ毛布をおくる運動プロジェクト
実行委員長  垂水支部  村上 一男