5月25日、6月21日と写経の会を行いました。
今年は、開祖生誕100年の記念すべき年。この意義ある年にご本仏さまのお足元に仏様の一切経の魂とも言われている妙法蓮華経如来寿量品の写経を納めるという二度とない有り難い機会をいただきました。
早速5月の連休を利用してチャレンジしました。
一日でできるだろうと簡単に考えましたが、二日間を要しました。失敗しないように、きれいにという心が先立って、指に力が入り、指先の感覚がなくなる程でした。
終わった時は、達成感と充実感で心が定まり、自分の心を客観的に見れるような気がしました。
写経は初めてだったのでこの書き方で良かったのかと思い、支部の写経の会に行きました。
皆さんが、支部長さんの心構えをいただいて始める姿を見て、自分は独りよがりだったように思い、反省しました。
改めて開祖様のご法話を拝読させていただきますと「写経を志すなら、願わくば一生のうちには自分のみならず、他者のために誓願を立てて取り組むことが大切」とご指導下さっています。
もう一度、心を整えて、挑戦します。 日笠 高延