97歳の父が最近体調を崩し、病院へ連れて行くと帯状疱疹にかかっていました。
体調不良と傷口の傷みから食欲不振と無気力に陥っていた父の世話を、家内に全て任せきりにしていたところ、家内から『誰の親よ!』と大激怒されてしまい、深く反省して精一杯介護をしました。
そんな中、春季彼岸会を我が家ですることになり、2階の部屋に置いてあった額装御本尊を、1階の先祖を祀ってある仏壇の中へ一緒に祀り込みをしました。
最初、家内に簡単な説明しかしなかったので怒られましたが、きちんと説明をすると納得して承諾してくれました。
お彼岸会当日は、家内が絵本[かがいている「いのちのまつり」]を読んでくれて法座にも加わってくれました。
父の病気のお陰で夫婦の会話が増えて、お互いを理解をしようと努めるようになりました。
また、教会御本尊の祀り込みをしたことで、あまり仲が良くなかった兄弟との関係も徐々に良い方向に向かっています。
父が自分の体調を崩すことで、家族の絆を深めるきっかけを作ってくれたと感謝しています。
これから、兄弟仲良く親孝行をして行きたいです。 合掌 (壮年 Kさん)
📷洲本南地区_彼岸会