成道会の奉献(仏さまへお給仕する尊いお役)の手どりをしてもなかなかよい返事をいただけず、悶々としていた私に、他の支部の婦人部長さんが「その気持ちよくわかるよ」と言いながら、話をじっくり聞いてくれた。それがとっても嬉しくて、「三年目の成道会のお役も頑張ろう」と心を決めた途端、息子の行動が不思議と変わった。
それまで、遅刻が止まらなかった期間が終わったのだ。
当日、今までの日々を見かねた主人が、長男の登校時刻を表にして、『閉門までに間に合った日には「マル」遅れた日には「バツ」を付けよう』と言うと、息子は「今日から遅れずに行く!」と目を輝かせた。
主人の関わりが嬉しかったのか、はたまた私の腹が決まったからか、長いこと心配していた長男の問題行動にピリオド。
私の菩薩行に協力してくれる主人、二人の息子に感謝しつつ、そのことが「有難い」と思える自分が嬉しく、一ヶ月のお手どりの功徳を感じた。(T.S)