オレンジ花ピンクライン

長男(発達障害のある)とのやりとり…、これがあるから、私は教会に行き、生き方を学ぼうと思える。法華経を分かり易く説いてくださる開祖さまの教えを、かみしめては実践して、素晴らしいと感じる。困っている人に伝え、人さまの役に立ちたいと願えるのかもしれません。

主人が出張中の一週間、何とか子供らが熱など出しませんように…との願いは叶えられましたが、3日目あたりから、長男の行動に振り回されることが増えていきました。

それは、「Kくん、通学路の途中でトイレ行くので家に帰る!と立ち当番の父兄の方に言って行ったそうです。」と伝えられました。自転車で一回りしても見つからず、家に戻るとマンション下で出会いました。学校へは40分ほどの遅刻です。
金曜日。また8時半に長男が来てないと学校の今度は支援学級の担当の先生から連絡がありました。

こんな突然のマイナスのハプニングがとても苦手な私は長男の日々の行動に怒ってばかり。しかも、普通の同い年のお子さんをもつお母さんたちに話してもなかなか理解されないだろうと思い、だいたいは自分のなかで悶々としています。

この日も幼稚園の役員の集まりがあり、遅れることをメールで知らせたが、「理由はほかの役員のお母さんたちには話さなくてもいいかー」とため息をついていました。遅れて行った私をほかの4人は普通に受け入れてくれました。

作業をしながら、それぞれの子供の話をする中で、「お子さんは支援学級なの?」と聞いてくれたので、「そう。」と答えたあとに思いきって、開祖さまのように「触れ合うすべての人に、まずこちらから心を開く」ことを実践しようと、その日の朝の出来事を話しました。
「自閉症?お母さんが一番扱い方をわかっているんだよね。…(何も障害のない子を育てる)私たちも一緒だよ、子供に怒り過ぎたり〓」と私の心にすぅっと入る言葉をつないでくれました。

その友達は見た目も雰囲気も歳も私とはかけ離れていて、到底本音を打ち明けられるような相手ではないと思い込んでいたので、とても驚き、「嬉しいな」と言う思いが込み上げてきました。
どこでも道場と教えて頂きますが、幼稚園の役員の集まる場で、自分の役割を確認したり、「先ず自ら心を開く」という実践が出来ました。

長男とのバトルはまだまだ続きます。それだけに何もない穏やかな彼との時間がいとおしく、どうすることが親子にとって良いのか、成長できるのか試行錯誤です。
このブログに書かせて頂きながら、自らを反省し、また一歩踏み出す機会にさせて頂きます。(45歳主婦 T.S)