私は信仰2代目です。入会のきっかけは、母が父とケンカの絶えない日々を送る中、佼成会に入会したと聞いています。私は青年部活動にも参加して多くの人との出会いをいただきました。結婚して息子も生まれましたが、主人は優しい時もありますが、仕事がなくイライラすると、私に大声をあげます。私は恐く何も言えずそんな主人が嫌になり、辛くてたまりませんでした。サンガの人に話を聞いて頂く事で、気持ちが楽になり、自分を見つめることが出来るようになりました。三年前に引越しの準備と仕事の疲れから、家で倒れ救急車で病院に運ばれましたが、そこでは、耳鼻科がなかったので主人が先生にお願いしてくれ、大きな病院に転院して、治療して頂く事ができました。退院後顔面麻痺、フラツキがあり一人で外出する事が出来ず、いつも主人と一緒でした。病気のお陰さまで、今までは息子が一番でしたが、今では主人が一番で感謝できるようになりました。私はずーっとからだが弱く独身の弟に仕送りをしてきましたが、病気で働けなくなり、どうしようかと悩んでいたところ、仏様のご守護の中弟が亡くなりました。弟の事を思うとあまりにも辛かったのですが、何年も前から志供養を続けきたことで、地区の皆さんの温かい支えによって立ち直ることができました。これからも、「道心に衣食あり」の言葉を信じ開祖さまの願いである平和な世にしていくことを願って菩薩行をしていく事をお誓い致します。
合掌(M)「彼岸会説法より」