職場で異動になり、慣れない環境と長年の不規則なシフトで疲れがとれず、体力的、精神的に追い込まれ退職を考え上司に話をしていました。そんな最中に教団創立記念の式典の「副導師のお役をお願いします」と声をかけて頂きました。
お役を受けたら、「もう一度頑張ろうと思えるかも。」または「スムーズに辞められるかも」と両極端な思いがわきました。
当日は、仏さまに受け止めていただいているような安心感の中で、皆さんと“心を合わせ”御供養ができました。これはきっと3年前に亡くなった母が私の側にきているからだと感じました。
私の周りには、母のように私を心配してくれる佼成会のサンガ(同じ志をもった仲間)がいます。話を聞いてくれて「自分で自分を追い込まないように」と言ってもらい、「もっとやらないと認めてもらえない」「出来ないと思われたくない」と思う気持ちが自分を苦しめていたと気がつきました。
「いつでも貴方の味方だから」と言ってくれる職場の仲間にも支えてもらっていることや父や姉夫婦にも「無理するなよ」「いつでも顔見せて」と心配してもらっていることはあたりまえではないと感謝の気持ちになりました。心が落ち着き、自分も相手を追い込まず、今の感謝の気持ちを忘れないで、丁寧に前進していきたいです。
貴重なお役を頂き、ありがとうございました。