2月15日(日)仏教三大行事の一つである涅槃会の式典が執り行われました。
支部長さんから思いもかけず、涅槃会の奉献にと言って頂き、十数年ぶりに出させて頂き、まことに有難うございました。
奉献の儀となると、いつも支部の会員さんを送り出させて頂くか、受け入れのお役か、着付けのお役で、自分自身が出させて頂くことは考えてもいませんでしたが、今回は奉献と着付けのお役、同時にさせて頂き有難い思いです。
今回の衣装の喪服は、結婚する時に母が縫ってくれた着物の一枚で、まだ一度も袖を通さず、40年近くタンスに眠っていましたが、聖壇で初めて日の目を見ることになりました。もう締めることもないだろうと思っていた帯も母のものでした。
教会長さん、支部長さんのお慈悲、母の思いに感謝して涅槃会を期に、周囲に振り回されない確固たる信仰心を心に、人さまの事が思える私自身に生まれ変わりたいと思わせて頂きました。(S教務員) 合 掌