序奏
ビデオ放映『阪神・淡路第震災』神戸教会制作オリジナル映像
開式
献灯の儀・・・・曲:いつくしみ 新成人・青年男女 62名
読経供養
献花・・・・・・・・遺族代表11名(花束は震源地の淡路島に咲いた水仙)
実践の誓い 3名(新成人 男女一名・壮年一名)
*新成人男子 20才
次の世代へ伝えていく使命を感じ、地震への備えの行動を発進し続けます。
1・17のつどいでは、成人者代表挨拶をさせて頂きました。これからも困難なこと、壁にぶつかることもあると思いますが、乗り越えて、未来に輝きを与えていきます。青年部活動で「人の役にたつ生き方」を学び、実践しようと毎朝、誰よりも早く出勤し、机を整え、棚のカギを開け、皆さんが仕事をしやすいようにしています。社会人として、市民生活を支え、未来の日本を支え、世界をリードしていきます。
*新成人女子 20才
平和とはどうするべきなのかと考えまず自分の周りから平和になるようにし、一食をして少しでも恵まれない子供達に援助しよう、それを皆に伝えようと思いました。祖父母、両親のおかげさまで、今年二十歳を迎えます。全ての人に感謝し、生かされていることに感謝します。今まで学ばせて頂いたことを、学生部の一人ひとりにお伝えすることを誓願させて頂きます。
*壮年 64才
失ったものは大きいと思いましたが、自分のことより、人さまのために行動でき良かったと思え、いのちを頂いているからこそ、仕事ができると心から感謝しております。現在壮年副部長のお役をし、家族で教会参拝しています。教団より義援金を頂いた時から前向きになれ、2年後に2百倍のお礼のお布施をさせて頂くことが出来ました。震災は、み教えを基盤として生きていく手配だったと思えます。人さまに喜んでもらえるように精進させて頂きます。
《外務部長さんの挨拶から・・・。》
神戸教会の元教会長さんでいらした外務部長さんですので、懐かしいお声に耳を傾け、当時の情熱あふれるふれあいを思い出し、やる気と元気が湧き上がってくるようでした。震災当時も本部から支援に来て下さいました。ビデオ映像をご覧頂き、ふり返りながら「一番心を打たれたのは、震災で苦しんで失ったものが沢山あったが、得たものが大きいということ。東日本大震災で苦しんでいる方々にも神戸の経験が学びになり、力になると思います」と実践の誓いを聞いてお話くださったことが大変心に残りました。
《次代会長 光祥さまご講話からの学び》
光祥さまは、『何が起こるかわからない人生を歩む中で、変えられない状況の中でも、自分はどう生きるのかを決める自由がある』と教えて下さいました。日ごろから意識して、面倒なこともまごころ込めて行う中で、心が整っていき、自分をコントロールできるのだと学び、何か起きた時、人さまのことを考えて行動できるわたしでありたいと思いました。そのためにも、意識して、瞬間の出会いを大切にしていきたいと心に強く思いました。
光祥さまと『しあわせ運べるように』をRKKシンフォニーKOBEの婦人部と子供たちが共に合唱し、会場の皆さまとこころひとつにならせて頂きました