7月21日(月)中国2日目は、大連にて朝を迎える。今日は、いよいよ、この旅の目的地 方正へ向かう。予定の大連~~ハルピン迄の飛行機が急遽運休となり、代わって、中国の高速列車に乗ることになりました。
大連駅では、パスポートとチケットのチェックが有り、荷物もレーンに載せて、空港並みの厳重な扱いでした。大連(8:30発)~瀋陽(9:55)~長春(11:03)~ハルピン(12:00着)この距離940キロ、時速307Kとの事。ハルピンから専用車にて向かい、途中小型車3台に分乗し、方正を目指しました。
到着後は、方正地区・麻山地区日本人公墓、中国人養父母公墓、それぞれの場所で生い茂った雑草とりを始めました。雨上がりの後で、草も抜きやすく、軍手を泥んこにしながらの作業と、また墓碑を磨いたりした後、全員で黙祷をさせて頂きました。
さらに、日中友好・平和の塔では、献鶴を行い、全員が献花をして黙祷をさせていただき、さらに「平和への祈りの言葉」を唱和させて頂きました。
しかし、現地での慰霊のご供養をすることは叶わず、ホテルでの慰霊供養となりました。方正へ来させて頂いた真の目的をやっと達成出来たことになります。
その後、夕食は中国外事弁公室の方々との懇親交流会となりました。永い年月の交流の中で、外事弁公室の方々との深い、深い“絆”が見て取れる光景を真近に見せて頂いて、この慰霊訪中の為に、携(たずさ)わって来られた方々のご苦労は、如何ばかりであっただろうかと思われました。
この訪中団として、何度も来られている日本側の何人かの方々は、中国の方々と顔見知りの方が多い様子で、お話が随分と弾(はず)んでいる様でした。この夜は、和気あいあいとした和やかで、意義深い交流会となったようです。 合 掌 (ブログ担当)