3月21日本部社会貢献グループの保科次長さんをお迎えして、防災・一食・社会福祉研修会にミドル部も参加させて頂きました
保科次長さんの研修では復興のゴールに向けての考え方は、人間が生きていくための要素から積み上げていきます。人間として生きていくために何が必要なのか?平時でも有事においても人間が支えられているものは同じです。この人には何が必要なのかを、自立していくまで、自立できるよう支えることが支援です。災害に遭われた方が、復興ができたと感じられるのは、失われたものが得られたと思うときです。
72時間が命の期限といわれています。減災のためには、日常化すると動けます。つまり、地元が大事、日頃が大事ということです。どうしたら人間が救われるのか、このことがないと意味がなくなります。
佼成会は「礼拝」し、仏性開顕するためにあり、法座が命です。人が救われる唯一のことが法華経です。どこに誰が住んでいるか、一人一人見ていくこと、世代間を越えた手どり、日頃の人間関係が大切になってきます。法座を通して、開示悟入し、布教と連動させていくことに意味があります。と教えて頂きました。
そして最後に野上教会長さんからは支部家族から地区家族へと打ち出しています。日頃から、地区・地域に目を向けると、世代間交流は地区づくりになり、安否確認との連動もしていけることが、一つになりました。これからのとりくみを楽しみに感じています。とお話して下さいました。
また、これから高齢化社会の最先端を行く日本のあり方として、開祖さまの幼少時代、寒い冬の日のおじいさまとの懐の中でのエピソードを交え、世代間を越えた交流が開祖さまの様な心を育むと教えて頂き、目の前がパーッと開けた様に感じられとても嬉しくなりました。
研修の中で保科次長さんは人さまと触れあう中で、開祖さまの人さまが救われ、幸せになるというお心をいつも大切にされていることを教えて頂きました。保科次長さんの温かなお人柄に触れさせて頂き、温かい時間を過ごさせて頂きました。本当にありがとうございました。 《40代女性スタッフ K》
研修会の中でミドル部部長さんより、ミドル部の活動報告を発表されました。ミドル部が発足して丸3年になり、半年ごとのキャンペーンでは津波の高さの展示やアンケート調査から始まり、先日のミドル部劇場part2、その他にもこころひとつに通信など、防災や減災のことをどうすれば会員の皆さんにお伝え出来るかという思いで、ミドル部が一丸となって今日まで取り組んで頑張ってきましたが、改めて聞かせて頂くと本当にたくさんのことをさせて頂いてきたんだなと思いました。
保科次長さんの研修ではミドル部が今後取り組ませて頂く、災害時の安否確認のシステム作りについて、企業が取り組んでいるようなシステムを作らなくてはいけないのか…と思っていましたが、そういうことではなく年配の方と子供たちの交流や、法座や布教・手取りなど、日頃の人と人とのつながりが緊急時や災害時の安否確認につながることを教えて頂き、目からうろこが落ちた様な気持ちになりました。今後ミドル部が取り組ませて頂く活動の指針を示して頂けた、有難い研修会でした。ありがとうございました。 N