1月15日、今年初めての輪読会にお役を頂き、『佼成』の会長法話「心の眼を開く」を担当しました。
主人が脳血栓を患ってから2年が過ぎ、介護の疲れからか年末になって風邪を引いたためにおせちも作れずに落ち込んでいました。すると、長女は新年早々ロンドンへ出張が決まって忙しくしていましたが、次女がおせちを作って持って来てくれたり、お墓の掃除とお参りもしてくれました。だんだん年を取ってくると、娘たちの助けが本当に有り難く感じられるようになりました。
主人も時間は掛かりましたが最近ではパソコンの前に座り、地区の会員名簿を作ってくれるまでに回復して、会員のOさんがご主人を亡くされてからご供養にと西国三十三か所めぐりをされている事を伝えると、乗り気になって前向きに物事を捉えてくれるようになりました。
「苦しいときは気づきのチャンス」とあります。私も主人の病気を通してつらい日々を過ごしましたが、ほんとうに苦しいときこそ「素直になれば大事なことに気づく」チャンスなのだと教えて頂きました。
野上教会長さんのお話にあった「必要・必然・ベストをつくす」を心して、これからも「心の眼を開く」事が出来るように精進します。
-合掌- ≪K・S≫