１２月８日は私にとって、とても大切な日です。お釈迦さまが悟りを開かれた日をお祝いすることは勿論、私が母親になった日でもあります。
妊娠中に切迫早産の危険性が高い状態になったので入院し、３ヶ月も治療を続けました。そのお陰で、２００３年の１２月８日に長女を授かりました。未熟児で生まれて仕舞わないかと不安でいたたまれない長い３ヶ月間でしたが、無事に元気で生まれて来てくれた我が子を見て、本当に嬉しかったことを思い出します。
この特別な１２月８日の成道会式典に、奉献のお役を頂けたことは本当に有り難かったのですが、生憎、数日前から風邪気味で咳が酷く、聖壇に上がった時に咳が出てしまうのではないかと思うと、とても心配でした。でも、婦人部長さんが「・・・出ても良いよ」と優しく言って下さったお陰さまで咳も出ず、落ち着いて無事お役を勤める事が出来ました。お役の皆さんと心を通わせ、ペアの方との息を合わせることの大切さを学ばせてもらい、心から感謝しています。きっと生涯の良い思い出になります。ありがとうございました。
≪Ｋ・Ｓ≫
お釈迦さまは「私たちが生活している宇宙は、神が創造したとか支配していると言われるものでなく、すべてのものは因と縁が関係し合ってお互いに助け合いながら存在している」と説かれました。「縁起観」です。だから、私たちの生活も縁によって支えられ、生かされていると言えます。成道会を機に自分の救われだけではなく、触れ合う人さま全ての幸せを願えるように努めたいものです。≪投稿者：Ｙ・Ｓ≫
