【8月の教会長メッセージ】
7月には、大切な選挙がありました。仏さまの願いを伝える為、特別布教に頑張って頂き誠にありがとうございました。沢山の人と出会い、語り合うことが出来たでしょうか?
盂蘭盆会では、浄邦山西方寺住職 本川英暁さまより、盂蘭盆会のことや仏教の根本、少欲知足のことを学ばせて頂き、最後に「教えに包まれた信仰の絆で寄り添う立正佼成会さんと同じ方向を向いて、同じお釈迦さまの教えの器の中にいると感じています。」と有難いご講話を頂きました。
そして、日中関係があまり良くない中ですが、中国へ慰霊供養にも行かせて頂き、人の心を狂わせる戦争を二度と繰り返してはいけないという気持ちを強く持って帰って来ました。
8月は、戦争犠牲者慰霊とともに平和祈願の式典もあり、平和を願う月です。
二度と戦争を起こさないという心で平和憲法を守って、命の尊さを改めて考えていきましょう。
今月の佼成では、さらさら流る【水に学ぶ】ということで、素直になって、《すべて仏の説法》と喜んで、自然に受け止めることを会長先生はご指導くださっています。
ご先祖さまから頂いた命の川が流れていますが、上流で水を汚すと汚い水が下に流れていき、子孫が苦しむことになります。私が今を一生懸命生きて、清めることが大切です。ご法話にあるように、どんな器にも収まる水の変幻自在から学ぶというのは、素直になることではないでしょうか?
自己中心となる余分な執着やこだわりのような我をとる修行を行い、周りとの調和が取れる人になることを教えて頂いていると思います。親が子を無条件で心配するように、仏さまは、私の幸せを願うだけではなく、現象も用意して下さいます。目に見えるもの、耳にするものすべてがお慈悲と自然に受け入れていくことができたら、苦を乗り越えることにつながるのでしょう。
本心(もともとある仏性)に素直に生きて、幸せになることがご先祖さまへの供養となり、一番喜んで頂けることではないでしょうか。
世界の平和を願って、水の惑星地球からの大きな恵みにも感謝していきましょう。 合掌