あじさい

6月15日、釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)の式典後に行われた文書輪読会に出席し、感動を受けた事を書いてみます。

やくしん6月号の会長先生法話録『いのちの不思議』を担当された、花1Mさんのお話です。10年前に乳癌を患い、今も薬を離せない生活を続けておられます。その薬はある生物から採取され、生きたままの物質の力が奇跡とも思える程に効果があるんだそうです。私たちは普段から「宇宙の全ての力によって生かされている」と教えて頂いていますが、Mさんを通して改めて有り難く感じさせてもらいました。

花2また、先月のご命日本部参拝に、Mさんの娘さんが初めて参加された後の喜びを分けて下さいました。それは、今月のお孫さんの保護者会に、娘さんが体調を崩してしまって出席できないから保育所を休ませると電話してきた時のことです。
今まであまり関わりを持てなかったお父さんと娘さんでしたが、本部参拝から帰ってからは時々メールをするようになっていました。当然、保護者会の事も知らせていたんです。
その話を聞いたご主人は「休むことはない」と、Mさんとお孫さんを車で保育所まで連れて行って下さり、一緒に楽しく過ごしてくれたんだそうです。Mさんもそんなご主人の良いところが見られるようになり、その後の夫婦関係もより良くなったとのことです。

仏さまは困った事柄に思われることでも、あらゆるお手配で喜びに変えて下さいます。いのちの不思議、有り難さを深く自覚し、いつも感謝の気持ちを持ってサンガの皆さまと共に精進させていただきます。ありがとうございました。  -合掌-  ≪Y・W≫

ゼラニウム