ご本部参拝  5

8月3~4日とご本部に行って参りました。西宮北支部は本来ならば4月に参拝させていただく予定でしたが、3月11日に東日本大震災が発生し、ご本部受け入れが出来なくなり中止となりました。今まででは考えられないことでした。あたりまえに行かせて頂いていたのが、あたりまえでない事を深く思いました。
4日の式典では、震災にあわれた奥羽ブロックの岩手盛岡教会の村山ブロック長さんより、かみしめを頂きました。「今もあまり状況が変っていませんが、みなさんの善意に満ちあふれている事を感じます、佼成会のボランティアはどこでも大変評判が良いです。相手の要望に応じて、又それ以上にして下さっています。」と聞かせて頂きました。

何もないときは、ニコニコ出来ますが、何かあった時は、自らの心をコントロールすることのむずかしさ、大切さ・・・。また物事を善意に解釈していくことも大切です。条件(縁)に振り回されないで、私と仏さま、私と開祖さまという帰依心が大切です。などと沢山の方が帰りのバスの中で発表してくださいました。

食堂のお役を頂きました。以前ご本部の仏供膳を見せて頂けるお手配を頂き、私が思っていたよりずっと簡素ではありましたが、その中には心を込めて作られた季節のものが入っていました。その中でカボチャの飾り切り、人参の梅の立体的に見える包丁の入れ方を教えて頂き、今でもその切り方を活用させてもらっています。そして、今回一番心に残った言葉は、ブロック長さんが最後におっしゃった武者小路実篤さんの「さわぐ者はさわげ、私は青空」でした。私と仏さま、私と開祖さま、それさえしっかりと心に入れておけば、色々な言葉や行動にとらわれることはないのだと思わせて頂きました。(Mさんの感想)                                                     合掌
コスモス

私は、今回の本部参拝に行かせて頂き、人の言動に直ぐ左右されるのは、仏さまや法やサンガの仲間に対して、帰依する心が足りなかったからだと説法を聞かせて頂いて気が付きました。現象を人のせいにしていた自分を反省できました。おかげさまで気持ちよくお役に送り出してくれる主人に、心から感謝の気持を伝えられるようになりました。(投稿者Y)