朝の法座から、気づきや喜びの発表を頂きました。

☆15日から18日にミドル部5名、青年部5名で被災地ボランティアに行かせて頂きました。岩手県と宮城県で、河川の清掃、側溝の汚泥の撤去などをさせて頂きました。神戸教会の佐野支部長と同じ、被災地も野崎さんという方が私財をなげうって命がけで布教された場所です。何故そんな場所が被害に遭うのかと思っていましたが、教会長さんから「乗りこえていけるから、気づいていけるからだよ」と教えて頂きました。仏さまのお慈悲の深さが分り、そういう土地柄だからこそ、神戸のようにきっと乗りこえ、再生できるのだと感じました。津波や地震が悪いと思っていましたが、自然の中で私達は生かされているのだと気づかせて頂きました。皆さん念じてくださり、ありがとうございました。

☆中国へ慰霊供養へ行かせて頂きました。始めは中国と自分は関係ないと思っていましたが、行ってみないと、やってみないと分らないと思えるようになり、自分の殻が外れたように感じます。ぜひ一度皆さんに積み立てをして、行って頂きたいです。

☆支部で四国八十八箇所へ参拝に行かせて頂きました。案内して下さる方から、仏さまの教えを聞き、私達が毎日聞かせて頂いていることと一緒で、私達は有難い所にいさせてもらっていると感じました。

☆大阪へ法華経研修に行き、その後息子に病気の疑いがあると分りました。学ばせて頂いたことを実践しようと努力しています。息子のお陰さまで、亡くなった主人にお詫びができ、心が通じ合えました。サンガの有難さ、回向の素晴らしさを実感しました。

てるてる《教会長さんより》
皆さん台風は大丈夫でしたか?
自然の現象なので、どうなるか分らないですね。
人間の為に自然があるかのように、利用してきました。山は山の営みがあるのに、木を伐採し、土砂崩れが起こっています。人間の驕り、人間のしてきたことです。
その中で、受けないといけないこと、避けられることは避けていけばいいです。『山より大きな獅子は出ない』『必要のないものは一つもない』

何で?と思いたくなりますが、その事を通して、人格を磨くことです。
お釈迦さまは「一生懸命生きなさい」とおっしゃっています。
どう受け止めれば、一生懸命生きられ、前向きになれるのか。辛い時にはサンガが支えてくれます。
現象はどうしようもありません。台風がくれば、雨戸を閉める。弱いところは補強するなど、努力することです。自分がすべきことをやらずに、文句を言うのではなく、本当にすべきことを探せるといいですね。

と朝のメッセージを教会長さんより頂きました。(スタッフBより)
雨と猫