皆さんこんにちは!(-_-)中央支部です。3月11日、東日本を大きな地震が襲いました。16年前に神戸の震災を経験した私達は、その日から毎日のようにテレビの報道に釘付けです。被災された方々の状態や、傷ついた心を思うと…胸が締め付けられます。心からのお悔やみと共に、今、私達の出来ることを精一杯させて頂くしかないと思っています。又、今月は春季彼岸会がありました。大元に感謝をする大切さを教えて頂きました。
【Yさん64歳 東日本大震災を目の当たりにして・・・】
私は宮城県出身です。9人兄弟の8番目です。今回の地震で、兄夫婦が居る実家は、なんとか無事でしたが、その息子の一人の自宅が津波で流されました。又、姉の娘(私の姪)と連絡が取れず、私の息子にインターネットで、安否確認をしてもらい、やっと23日に無事でいることが分り、ホッとしました。張り詰めていた気持ちが緩むと、日頃、教会で、「まず人さま」と教えてもらっているにも関わらず、この何日間、親戚の事だけにとらわれ、眠れない夜を過ごしていたことが申し訳なくなりました。でも、教会長さんにこの心を聞いて頂き、「自分の身内が大切なのは、当たり前です。ただ、ホッとして、終わりではなく、人を思いやる心を身近からもっと広げていくことが大切です。」と教えて頂きました。被災者の方々の心に寄り添い、今出来ることを精一杯させて頂きます。
【Sさん49歳 彼岸を迎えて・・・】
今年の2月24日に84歳で母が亡くなりました。14年前に父が亡くなり、一人暮らしだった母と一緒に暮らすようになって、約10年経っていました。その母を亡くして、生前もっと色々な事が出来たのではないか?本当に親孝行出来たのか?と寂しさと後悔の心を拭い去ることが出来ずにいました。そんな時、3月20日春季彼岸会のご供養も終わり、4・7日(28日目)のご供養の日の朝、夢を見ました。以前両親が暮らしていた家に今は亡き父と母が揃って居ました。赤い花を撒き散らした家に二人揃って仲良くしている姿をみせて頂き、又母と他愛無い会話をすることも出来ました。私は、父と母が一緒にいる姿を見て、とても安心しました。あまりに熱心に信仰する母を心配し、時々仲違いをしていた父は、後に聖壇のお役をするようになり、夫婦でご法精進するようになっていったことを思い出しました。
両親が残してくれた、この信仰をしっかり受け継ぎ、感謝を表していきたいです。