出会いと学び
 皆さん こんにちは!大聖堂の寒修行に参加し、今 まだ静かな事務所で投稿中です。いろいろな方々とお出会いを頂き、たくさんのことを教えて頂いています。一昨日は神社関係の方とお会いしました。神道と仏教が日本で出会い、お互いに素晴らしい成長があったというお話です。
 仏教は日本に渡り、神道に出会い、それまでにはなかった山川草木悉皆成仏、一切衆生悉有仏性、すなわち、人間のみならず、生きとし生けるものすべて、そして山、川、草、木すべてが仏のいのちであり、仏になれるという素晴らしい仏教哲学を開花させました。ここまでは私も知っていました。仏教が神道から学んだありがたい功徳の一つです。ところが神道のその方は、神道は、仏教伝来を外国の神さまが日本にお出でになられたと、やさしくありがたく受け入れられたこと、そして、仏教との出会いによって、それまで山や、岩、木などの自然を崇拝していた神道が、社殿、いわゆる稲蔵に似せた神社の建物を作るようになったということでした。
知りませんでした。感動しました。なんと素敵な出会いでしょう。ですから、日本人は神さま、仏さまを両方大事にできるのですね。私たちの家にも神棚と御宝前(お仏壇)が両方ありますが、これはとてもありがたいことだと改めて思いました。
 温故知新 ふるきをたずねてあたらしきをしる という孔子さまの教えがありますが、歴史に学ぶことは多いですね。寒修行の後の清清しいひと時、私の心も清清しさでいっぱいになり、感動をまず神戸の皆さまにお分けしたくなり、投稿させて頂きました。
 私も毎日いろいろな方とお出会いを頂き、学ぶ姿勢を研ぎ澄まし、成長していければいいなあと思っています。神戸教会でも寒修行ですね。毎日皆さんと一緒に参加している気持ちで私も三部経読誦させて頂きます。読んで頂き、ありがとうございました。合掌