昨日、ARMS DOWNの学習会に参加してきました。そこで学んだ「ハチドリのひとしずく」のお話に感銘しました。お分けします。
南アメリカの先住民に伝わる民話です。
ある時、アマゾンの森が燃えていました。大きくて強い動物たちは我先にと逃げていきました。しかし、クリキンディ(金の鳥)と呼ばれる小さいハチドリだけがそこに残りました。そして、くちばしに一滴ずつ水を含んでは飛んでいって燃えている森の上に落としました。また戻ってきては、水滴を持っていきました。それを繰り返すクリキンディを見て、大きくて強い動物たちは馬鹿にして笑いました。
『そんなことをして、森の火が消えると思っているのか!』
クリキンディは答えました。『私は私にできることをしているの』
ARMS DOWN、世界の140兆円にも上る軍事費の10パーセントを削減し、開発費に回すだけで、貧困や飢えに苦しむ人々を助けることができます。そのための署名運動を世界中で今WCRP加盟の宗教青年たちが展開しています。日本国内の目標は1,000万人です。神戸教会の目標は30万人です。現在約75,000人です。9月25日のキャンペーン終了まで3ヶ月余りです。
私たちがしていることはクリキンディと同じです。ARMS DOWN、一食を抜いてその分のお金を世界にお返しする一食運動、ユニセフ募金活動、夢ポッケ運動、アフリカへ毛布をおくる運動・・・『そんなことをしたって、焼け石に水、世界のシステムを変えなければ、世界の平和なんてできっこない、署名を集めたところで、各国が軍事費を削減するわけがない、毛布をおくってもそれは自己満足に過ぎない・・・一円、五円、十円を毎日募金箱にいれても・・・』そういう声もたくさん聞こえてきます。
でも『私たちは私たちにできることしているのです』
これから暑い日が続きます。ひたすらに汗をかいて、クリキンディをしていきたい、いつか必ず、私たちの夢は叶う、みんなが仲良く暮らせる世界を作っていきたい。心の底からそう思いました。クリキンディさん、私たちに勇気を与えてくださり、ありがとうございます!
今日は教会長が投稿しました。 合掌