淡路 家庭教育①
5月21日 淡路の洲本市民工房において、「すぐれた子供を育てる才能教育」と題して、神戸家庭教育研究所の船越講師さんのお話を聴かせて頂きました。

投稿者のつぶやき・・・「英才教育は聞いたことがあるけど・・・才能教育は???聞いたことがないぞ!」

まず、講師さんが「すぐれた子供を育てる」には、親としてどんな働きかけをしなければいけないのかな?との問いかけから始まりました。

教育とは、その子の持っている能力を引き出すこと
まずは、母と子供(0ケ月~8ケ月の時)の信頼関係の基礎をつくる。《原信頼(げんしんらい)という》
子供の泣き声に対応する。子供は不安なときに泣く。
泣けば・・・しっかりやさしく抱きしめる。そして、しっかりやさしく語りかけること。
そうすることにより、子供は安心し、お母さんに愛されていると感じ、自尊心が育まれ、この世に生れてきてよかった!と感じる。

すぐれたとは?
他人と比較するのではなく、自分自身の持てるものを出し切れる、あらわせること。

才能教育とは?
①社会の一員として、持てる力を発揮して、社会に貢献する子供を育てること。
②子供自身の持てる能力を引き出してあげること。

では、親はどうすべきか? 
親でなければできない教育。それは・・・
①豊かな心を育てる。
②独立自治の精神を培う。(自立心を育てる)
自分の職業は自分で決める。自分がここならやっていけると思う。親が決めるとダメ!
自分で選ぶことをすすめる。決定は子供に。子供の決めたことを親がひっくり返さない。
③社会的な適応能力を養う。(基本的な生活習慣を身につける⇒しつけ)

本当の才能にする土壌づくり
①才能のひらめき・・・一瞬を見逃さない
盲目のピアニストの辻井伸行さんは小さい頃に自分が歌っていた歌を練習もしないのに、ピアノを即興で弾き、お母さんはその才能を見逃さなかった。
それは日常生活を共にしていないと見出せないこと。
淡路 家庭教育②

才能の芽
①早く現れる芽は・・・芸術的能力
ただし、幼児の才能の芽に有頂天になって、ちょっと芽が出ると、特別な教育をしようとするが、能力だけを伸ばそうとすると、社会に適応できなくなる。
幼児の時に現れた才能は、ひらめきであり特性である。その子のいいところを見つけてあげること。
②遅く現れる芽は・・・職業的な能力で無限の可能性がある。

才能の芽を見分けるには?
①親はいつまでも子供についていくことができない。
よって、いろんな体験をさせてあげる。環境をつくってあげること。
②「好き」で始まる。好きであれば努力をする。頑張れる。「好き」が才能の芽。
③イヤなことをさせるより、好きなものを思う存分させてあげる。
④年齢によって好きなものが変化してくる。
⑤ゲームが好きなことは悪いことでない。
時間を決めて思う存分させてあげ、好きなものの中にある感性を見出すこと。
好きなものは移っていって良い。その子の好きなものを思う存分やらせてあげ、努力させることが大事。 (続く)

 この続きは、6月投稿予定の〝すぐれた子供を育てる才能教育 その②〟をご覧ください