私も昨日、一昨日、と食しました。
例年より粒が大きめで味も栗のような甘みがありとても美味しかったです。
皆さんも丹波にお越しの節は、黒豆枝豆、ぜひ、召し上がってくださいね。
さて、例年、自然の恵みいっぱいの美味しいお便りを「食欲の秋」とばかりにお届するのですが、「秋」といえば「芸術の秋」もありますね。
今回は、丹波支部で活躍するアーティストたちをご紹介します。
弟1回は、丹波支部で聖壇のお花をいつも奇麗に活けてくださるFさんのお話を伺いました。
Q、いつも聖壇にきれいなお花をありがとうございます。
お花の先生をされていたそうですね?
それに法座所の玄関にある風流な提灯もFさんの作品とか、うかがっていますが?
A、ありがとうございます。そう言っていただくと嬉しいです。提灯は「絵手紙」を趣味にしていて、こういうのもいいかなぁって作ったものなんですよ。
Q、いやぁ、すごくいい感じです。「絵手紙」は始められて長いのですか?
A,1年あまり前に始めました。
当時の私は、主人が亡くなって落ち込んでいて、10年以上もしていた書道の筆さえ持つ気になれなかったのです。
それが、ある日、久しぶりに出会った友達が、偶然にも同じような身の上でした。
その友達が「絵手紙」に誘ってくれたんです。始めてみるとこれが面白くてはまってしまいました。
Q、良いご縁をいただかれ良かったですね~。それにしても1年とは思えません。
何か上手に描くコツなどがあるのですか?
A、「絵手紙」の先生は『下手ほどいい』と『味がある』と言われています。
上手に描こうとせずに、感じたそのまんまを描くようにしています。
思い出したのは開祖さまが言われた「そのままで、いいんだよ」という言葉です。
ありのまま、素直な、自然の、そんな気持ちを大切に描いています。
Q、提灯に描かれているのは「ほおづき」ですね。やはり自然にあるものを描いたのですか?
A、丹波はほんとうに画材には苦労しません。ありがたいです。
果物、野菜、なすやきゅうりは畑でとれたてのものを描いたりします。
海のもので干物なども面白いモチーフです。
Q、「絵手紙」を始められて何か、変わりましたか?
A、はい、まず、優しい雰囲気の中で癒され元気になったことかしら?
それに、絵手紙を描くようになってから、お友達への便りが増えました。
たった50円で日本全国に気持ちが届けられるって嬉しいです。
私の誕生日には「絵手紙」を一緒に習っている仲間から「絵手紙のカード」がどっさり届きました。その嬉しい気持ちをおすそ分けしたくて、私もいろんな工夫をしてカードを作ってお友達に送っています。
Q、わぁ~楽しそう~、お誕生日に「絵手紙」が届くって感動でしょうね。
私の誕生日も後で、教えます!!でっ、よろしくお願いしまーす。
A、ほんと、感動します。これからも~ほっこり~にっこり~と続けられたらいいなぁと思っています。
Q、~ほっこり~にっこり~まさに丹波支部のスローガンですね。今日はお話を聞かせていただきありがとうございました。