淡路 ご宝前お彼岸には、私たちはお墓参りなどをして、ご先祖さまへ供養を捧げます。
9月20日淡路法座所でも、ご先祖さまへの供養の彼岸会が営まれました。
色とりどりのお花やお供物の数々をお供えし、真心のこもったご供養をさせて頂きました。

淡路 奉献彼岸とは、「向こう岸」のことで、安らかな悟りの世界を意味しています。
その彼岸に対して、悩みや苦しみに満ちた世界を此岸(しがん)といい、私たちが生きている現実の世界をさしています。
苦しみや悩みの多いこの世界(此岸)から、安らぎに満ちた世界(彼岸=仏さまの世界)に達するには、どうすればよいか・・・? 淡路 ご供養1
それは、
①布施(ふせ)…人さまのために善い行いをすること。
②持戒(じかい)…自分勝手な行いでなく、相手の思いになり、相手のことを考えながら、仲良くゆずり合って生活をすること。
③忍辱(にんにく)…辛い時も、悲しい時も、苦しい時も、その困難に耐えて、おごり高ぶらない淡路 ご供養2
こと。
④精進(しょうじん)…怠けることなく、努力すること。良い結果が得られなくても、さらに向上心を持ち続けること。
⑤禅定(ぜんじょう)…どんな時でも、心を落ち着けて動揺しないこと。

この五つ(①布施 ②持戒 ③忍辱 ④精進 ⑤禅定)の行いをすることにより、
⑥智慧(ちえ)…ものごとの本質を見極めることができる。

そして、安らぎに満ちた苦しみのない世界(彼岸)に達することができるのです。
それがご先祖さまに喜んでもらえる生き方なんです。

まずは、
人さまのために善い行いをすること(布施)から始めてみませんか。