8月9日にご本部より、聖友会(導師・脇導師をつとめ、仏さまへのお給仕をして、聖壇のお役をつとめる人)の方達が来られ、大切な儀式のあり方を教えて下さいました。
とお言葉を頂きました。
「清らかな心で信心して信を作ります。命と一体となって堅固な信心を作ることが出来ます。一挙手一投足を大事にするのは、心が形を求めるのです。形を求め、心を整える中で、仏さまが私の中にいらっしゃることを自覚することが出来るのです。」
「皆さんが聖壇のお役に選ばれた《意味》を確認してください。
・ご宝前にどんな気持ちで向っていますか?
・仏さまと会話をされていますか?
・朝、命を頂いたことに感謝していますか?
ご供養の後、今日も全国の教会で、新たな心で会員が修行を頂ける事をお願いし、誓願もします。全国269教会が一歩一歩仏に近づいていくことを念じています。
形だけに終わらないように」と心構えを頂きました。
《研修講師にインタビュー》
1質問《神戸教会の最初の印象と変化について》
ハイセンスな教会という印象でした。大きさといい、雰囲気が違うと思いました。
私達は指導しようという気持ちで来たことはありません。聖壇のお役をする仲間として、実践して学んだことを伝えたい気持ちです。取組んでいるお役の中で磨きあい、ふれあいの中から、お互い信仰的に受け取り、宝物にしていきたいと思っています。神戸の皆さんは1伝えたら2~4理解してくださるので、受けとめ方が大きく変化しているのではないでしょうか。
2質問《神戸に期待する事》
全国的にですが、ご本尊さまのお給仕をお分けして、ひとりでも多くの会員さんに聖壇に上がっていただきたいと願っています。
3質問《女性の役割・支えていくものの役割を教えて下さい》
男女平等の世界です。女性の役割も変化しています。教会ごとに何が出来るかです。
女性のお盛り物と青年の盛ったものでは違います。発想や既成概念が違って、こちらが勉強になります。壮年に対しても盛り物の研修を以前神戸でやりましたね。修行は一緒です。
=学びのポイント=
*太鼓:硬いですね。もっと柔らかく!太鼓を叩いた後、バチは太鼓から1~2cm程度離すだけでいいです。すると、元の位置に戻れ、次にたたく位置がぶれないですね。バチの長さを有効に使い、長い時間続けて打てるように力配分が必要です。
力が入り過ぎないように!
(ちなみに教師の唱題修行の時は21分を3人で交替しますので一人で7分間打ち続けます。)
*鐘:顔を動かさず、視界に入っている状況で、倍を取って元に戻す。(道具の位置が大事です。)合掌の時は親指を開けない。かかとをつけて、膝はこぶし2つ入る程度に開き座る。ひじを曲げながら余裕のある状態を保ち身体に添わせて降ろし、そのまま鐘を倍の重さで打つ。
手を一緒に添えながら教えて下さいました。
*木鉦:木鉦に対して、撞木(しゅもく)を素直に落とすだけです。握りをしっかりしてないと強弱が付けられません。そのままの手のむきで撞木を握ってください。
お忙しい中、神戸にお越しいただき有難うございました。
この度の研修から学んだものを繰り返し練習を行い、身につけられるよう精進いたします。