ある方に貴重なお話を聞かせていただきました。
その方の若い時のお話です・・・
子供が4人と夫婦という大家族のその方は、これ以上子供を育てる余裕がなかったのですが、子供が授かったそうです。
慌てて産院の門をくぐり、5か月になる赤ちゃんを堕胎したそうです。(男の子だったそうです)
その時は、厄介ものでも処分したかのようにヤレヤレという気分だったそうです。
しかし、年月が過ぎ、4人の子供達が今幸せに居られるのは、犠牲になって、命の尊さを教えてくれた赤ちゃんがいたから(水子)と思いをむけ、お陰さまと感謝の心で毎年水子供養の時には御膳を作らせていただき、まごころからご供養をさせていただいているそうです。
また、我が子の叫び声も打ち消した自分の罪深さに日々懺悔し、教えに感謝の心で佼成会の信仰に打ち込み安らかさを得ているそうです。
この方のように、自分の過ちを受け入れ日々精進するのは難しいことだと思います。
出来るならばこのような辛い選択をしないで生きていきたいと思いますが、どうしても・・・の時は、この方のように、まごころから我が子に添ってあげたいものですね。
有難うございました。(投稿者 Y)