秋季彼岸会(9月23日)
彼岸会は、命をつないで下さったご先祖さまのお陰で、今の私があることを感謝する日です。佼成会では、中学生高校生が式典に参加し、お花、お供物をお供えしました。
日本国は春、秋の彼岸、お盆を休日にしてまで、ご先祖さま(命の源)に感謝する風習が続けられてきました。
しかし、私たちは、亡き父母、祖父母を折にふれ思い出す事があっても、その前の(命の源)まで思い及ぶことはないのではないでしょうか。お寺やお墓参りも形だけのものになってはいませんか?
数えきれない多くのご先祖からの命の引継ぎがあったからこそ、今の自分がいます。
私から子、孫、その後々まで流れる命。この流れが清流であってほしいと願います。
濁らせてはなりません。途絶えさせてはなりません。ご先祖さま、親に感謝し、ふれあう人が喜んで下さる事を行じる。
“良いことを、心をこめてくり返す”
楽しくなるまでくり返す
この繰返し繰返しの姿を、彼岸のご先祖さまは喜んで見守り、応援して下さる。
ご先祖の喜びは、必ず、清い流れの命になることを、み仏さまは約束されています。
[ 過去 現在 未来 ]
現在の自分はまだ(命の流れ)の途中、澄むも濁らすも自分しだいです。
日々の暮らしを(まず人さま)と心がけ明るく楽しく有難く、感謝で過しましょう。