さて、今日は丹波支部のシリーズ「うちの主任さん」の最終回です。
尾花主任さんに立正佼成会に入られて、心に残る「絆」のお話を伺いました。
平成7年10月14日生まれ、現在中学1年生との娘と私の話です。
*尾花主任さんはきっと優しいお母さんなのでしょうね?
いえ、それが、この娘が授かったときは4人目ということもあり、また最初から子育てをするのか、という思いで迷いました。でも「この子が尾花家を幸せにしてくれるのですよ」と教えていただき産む決心をしました。
ところが私を困らせることばかりなので「どうしてこの子が幸せにしてくれる子なのか?」と毎日、悪戦苦闘していました。「家庭教育」でお勉強してそのたびに優しい母になろう!と決心して帰るのですがなかなか出来ませんでした。
*家庭教育でお勉強されて何も変化がなかったのでしょうか?
娘が6年生になったとき、私との関係が最悪でした。
これは、いつも教えていただいているように「自分が変わらなくては」何も変わらないのでは・・・と思いました。
*ご自分が変わられて娘さんとの関係も変わったのですか?
はい、娘の気持ちになって考えることができました。
この子が反発ばかりするのは私に愛情を求める気持ちだったのだ、と
気づくことができました。
それからは優しい笑顔とスキンシップの努力をしてきました。
*娘さんとの関係も良くなったのですね。
すぐには娘は変わりませんでしたが、私の心が楽になり娘を受け入れていこうと思えたのです。喧嘩もときどきしますが、私の心が変わって娘をあったかい心で見つめられるようになりました。
*良かったですね(^^)
はい(^^)この子のお陰さまで、と思えるようになりました。
ありがとうございました。
さて、実は私、立正佼成会で法華経のお勉強をして、最近
「有り難い、あ~ありがたい」というのが口癖になり、娘に不思議がられています。
そしてその娘と「ブログのお役」を通していろいろな話をしています。
それが、また、有り難くて・・(ちょこっと紹介しちゃいますね
娘:この間、大学で(女性史と風習)という研究課題があってん。
おかあさんは佼成会で水子供養してたやんか?
あれって日本の風習にはいるのかな?
母:うーん?おかあさんは佼成会で水子供養をさせてもらってるけれど、
日本自体が仏教が根付いた国だから、風習とも言えるのかな?
各地に水子を供養するお寺もあるね。
そういう意味では夏祭りで踊る盆踊りは亡くなった方が帰ってこられるのを
迎える喜びの踊りって聞いたことがあるわ。
娘:たとえば水子供養には、風車(かざぐるま)を飾るって聞いたから、
調べてみたんだ。おかあさんは水子供養のあと家に持って帰って
きてくれたけど、意味は知ってた?
母:えー?可愛い子供の玩具だから飾るんだと思っていたわ。
じゃ他に意味があったの?どんな意味?
娘:あれはね、クルクルまわる「輪廻」を表しているんだって。
また、生まれておいでね、っていう意味だって。
母:へぇ~、深い意味があったんだね。・・・
それにしてもよく調べたね~、偉いわぁ。おかあさんもひとつ賢くなったわ。
ありがたいわぁ~。
娘:ほら、また有難いって言ってる・・・(笑)