私は、一度でいいから「今日は誕生日なんです」と行事や法座などの場で言うのが夢でした。
今年の50歳の誕生日(3月27日)は、地区の法座の日にあたったので「やっと言える!」と喜んで法座の中で言わせて頂き、皆さんから祝福して頂いて嬉しかったです。
その時、当時の支部長さんに27日と法華三部経の第二十七番を結び付けて二人の息子が先に出家して法の世界に触れ、親を導き教化する第二十七番をあげてみて。」と言って頂きました。
自分も信仰を始めたころ親に反対されましたが、次第に理解してくれて今では協力してくれています。
息子たちが親に反対されながらも教えを伝え、一生懸命なところを思い浮かべながらご供養していて、ふと、「今日だけあげて終わりにするのはどうかな」と思う気持ちが湧きました。

10
月に教師資格を頂くのに「いつまでも
三部経読誦が苦手といってられないなぁ」とも思い、翌日から毎日1品ずつあげるようになりました。
1ヶ月毎日あげて1巻制覇できた時は、とても嬉しくて清々しい気持ちになりました。
その後お休みする日もありましたが、10月が迫ると自分に厳しく、この日までに三部経1巻、次は1週間で1巻。と目標を立てて頑張ることができました。
長い間”三部経読誦は苦手”と遠ざけて逃げていましたが、誕生日をきっかけに読誦しようと思える気持ちを起こさせて頂けました。

支部長さんが退任されて12月よりご本部に奉職されて
寂しさから、暫く気持ちがロス化していましたが、再び一歩ずつ前に歩こうと思います。
まずは1品、2品ずつから三部経読誦を再開しています。  合掌  (文書布教主任)