【12月のメッセージ】 日々ありがとうございます。
師走に入りました。今年2月から新型コロナウイルスの感染が発生し、世の中が大きく変わってきました。先月中旬頃から、第3波ともなる感染拡大になり、教会も再び閉鎖にさせていただきました。一人ひとりが感染対策をしっかりとし、「うつさない、うつらない」の自覚をもって注意していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今月の会長先生のご法話は「清々しい毎日をおくる」です。法華経の法師功徳品を通して、「法華経の教えを実践し、世に弘める人は、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)が清らかになること」そして「毎日を清々しくすごす方法は、『即是道場』の実践をすること」とご指導くださっています。また、きれいな心で円満な毎日を送っているかの指標として、「①人の善いところが見えて悪いところを探す気持ちが起きない。②なんでもおいしくいただける。③読経供養が習慣となり、人に会うと思わず合掌してしまう。」とのご指導もいただきました。仏性礼拝し感謝で祈り続けることの大切さを教えていただきます。
法師功徳品で仏さまが語りかけている相手は「常精進菩薩」(私たち)です。「いつでも、どこでも、だれに対しても、思いやりとやさしさ、そして温かな気持ちを忘れない菩薩であれ」と励ましてくださっています。この1年間、コロナ菩薩とともに常精進菩薩として即是道場修行をさせていただいたと思います。まだまだ続く修行ですが、皆さまとともに精進させていただきます。
コロナ禍にあって、玄関先のお顔拝見お手どりをされている中で、一人で心細く生活なさっている会員さんが、とても喜んでくださっていることをたくさん聞かせていただいております。お顔を見るだけで大安心の気持ちになられるのですね。これも清々しい毎日をおくることにつながります。
今月は、「成道会」の月です。お釈迦さまが悟りを開かれた日です。仏教徒として感謝のまことを捧げ、今ある尊い命に感謝し、①1年間の感謝ご供養をし、②いつでもどこでもだれにでも思いやりの行動をし、布教していきましょう。
そして、すべてのご縁を私の「発(ほつ)」にして、「神戸から世界へ 時空をこえてつながろう」のテーマのもと「いまだかつてない」布教精進をさせていただきましょう。 合 掌
教会長 西村 季代子