7月19日(日)、教会お当番修行に参加させて頂きました。
新型コロナウイルスの影響で、2月末の参拝を最後に神戸教会は閉鎖されていたので、ほぼ5か月ぶりの支部単位によるお当番修行になりました。手探り状態でのお当番修行再開のため、支部長さん、会計さん、と私の3人だけの参加となりました。
本来ならば私ではなく、壮年部長さんがお役を務める予定だったのですが、「戒名当番が有るので、お願いします」と部長さんから電話が有りました。上記3人だけのお当番修行になるとお聞きしたので、少し緊張の思いが走りましたが、ここはお手配であると考え直し、快く引き受け、支部長さんにも連絡させて頂きました。
当日、7時半からお当番修行に入ると聞きましたので、少し早く(6時半)に教会に着くと、まだシャッターが閉まったままの状態でした。いつもであれば朝の5時台に入ることができるのですが、感染防止の対策も有り、ぎりぎりまでは入ることができないのでしょう。少し時間をつぶして7時過ぎに来ると、入ることができました。
お当番用のお数珠受渡記録簿を見ると、2月28日を最後に、3月からは全くの白紙だったので、「今日からお当番修行が再開されるのか」と改めて思いました。その第1日目を明石西支部が担うことになったので、これは予想以上の大任であると思いました。そして、その大切なお役を明石西支部が任されたことに、教会長さんからの期待と信頼を私たちに寄せて頂いている事を認識させて頂きました。
コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら、少人数で対処していかなければならないので、いろいろな実験的な試みをしながら、後に続く他の支部にこれからのお当番修行の指針になる事なども考えていかなければなりません。
7時半に教会へ入るとご飯を炊くなどのお給仕の準備は、8時までには間に合いませんでした。久しぶりに聖壇へ入ったので、何がどこにあるのか、どこまで準備するのか、戒名室はどうするのか、等々いろいろな事を考えさせられました。
一番の問題はご供養時のマスクの着用です。少ない人数なので、支部長さんが鐘を叩きながら導師をし、私が木鉦のお役をしました。支部長さんはマスクをしていませんが、私は木鉦なのでマスクをしたままお役に入りました。2人きりなので、副導師として声を出さなければ、ご供養は連続して声が響きません。マスクをしたままかなり大きな声でご供養をしたので、しっかりと息継ぎができず、後半は酸欠状態になりそうでした。教会長さんにそのことを話したところ、「入場の直前にマスクを外して、ポケットに入れることにしましょう」と変更してくださいました。
まだまだ試行錯誤の状態で始まったお当番修行なので、これからどのようになるか分かりませんが、教会へ来れるようになった事を有難く思い。御本仏様を拝めることができたので、感謝の思いが湧いてきました。合掌 (壮年部・Y)
Oさんの感想
7/19、教会お当番修行でした。ご供養後の法座に教会長さんが入って下さいました。その中で15日、会長先生がご登壇されたのは、初めから予定されていたのでは無く、九州豪雨やコロナ災害などで、会長先生が自ら会員さんの為にとご希望されたそうです。教団のトップで、ご多忙ですし、ご高齢にもかかわらず、”まず人様”を実践されるお姿に感動し有り難くなりました。そんな師の後をついて行きたいと思いました。理だけになってしまう私ですが、意識して人様の為に自分の身を使わせて頂きます。ありがとうございました。合掌